2005年6月6日
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関係各位
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(財)日本サッカー協会審判部
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フットサル競技規則の解釈の変更について
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2004年11月21日から12月5日まで台北で開催された第5回FIFAフットサル世界選手権大会において、フットサルの競技規則の一部が下記のとおり適用、また解釈されたので、(財)日本サッカー協会傘下のフットサル競技会においてもこのとおり適用します。
関係者に周知徹底を図られるようお願いいたします。
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記
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第8条(試合時間)関係
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タイムアウトの要求は、監督だけでなく、補助コーチが行っても良い。しかし、選手はもちろん、トレーナーなどその他の役員からの要求は認められない。 |
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タイムアウト時の交代は認められない。ゴールキーパーを含むすべての競技者はピッチ内に留まり、戦術的指示を受ける。タイムアウト終了後、キックインなどでボールがインプレーになった後に交代することができる。 |
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第12条(反則と不正行為)関係
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「ゴールキーパーが保持していたボールを離した後、ボールがハーフウェーラインを越える前に、または相手側によって触れられるかプレーされる前に、味方競技者からボールを受ける」プレーは間接フリーキックとなる反則である。最初のゴールキーパーのボール保持について、完全にコントロールする場合のみ“保持”したと解釈する。
例えばシュートが打たれて、セービングしてようやくはじいたボールは、ゴールキーパーが完全にコントロールしていないので、はじかれたボールは味方フィールドプレーヤーからゴールキーパーに戻すことができる。ただし、ボールをキックして戻したなら、ゴールキーパーはボールを手で触れることは出来ない。手以外の部位で扱うことは可能。
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ハーフタイムに“選手”を退場させた場合、それが競技者なのか交代要員なのか判明しないので、退場を命じられた選手は後半プレーできないが、チームとしては前半と同じ数の競技者数(例えば5人)でプレーすることができる。 |
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第13条(フリーキック)関係
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ペナルティーエリア内で攻撃側が反則を犯した場合に守備側チームに与えられるフリーキックは、直接、間接にかかわらず、エリア内のどこから行ってもよい。 |
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試合の勝者を決定する方法(ペナルティーマークからのキック)関係
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ペナルティーマークからのキックの時の競技者、レフェリーの取る位置は別図のとおり。 |
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【ペナルティマークからのキック】
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